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「い、イイ、気持ち良いです……んっは、早く僕のナカに、 おっおぉ……お腹に射してぇ、下さいぃッ! 早く、早くぅ……せーえき射してぇ……んあぁあっ!」 淫猥な言葉を吐きながら自らの意思で、 腸壁で性器を擦るように締め付けてくる。 「ナカに出されたい?」 「はいっ! はや、くうぅ……」 わざとらしいまでにシンジの息が荒い。 その呼吸のテンポを乱すように、そろそろ達してやろうと 叔父は腰の振りを速めた。 奥まで強く速く突くと、自分の体の下でか細い少年の動きが変わる。 「あっ、ダッ、駄目っ、そっ、そこはぁっ、んっ、ンッ……」 この動きで丁度前立腺が刺激された為に激しい嬌声を繰り返す。 何度も何度も、はやく終わりたいのか、終わらせたくないのか。 シンジ自身の背に隠れて見えないが、汗ばんでドロドロになった ワイシャツの下でも性器が重力に逆らっていた。 当然のように先走りすら垂れている。 いくら専門のホテルとは言え、従業員も顔をしかめそうな程に シーツは様々な体液で汚されていく。 「んっ……早くっ……ま、前みたいにぃっ僕の、僕のお尻にっ、 おっ、あっ、あぁッ……お尻にぃ、出して下さぁ…… ヒッ、んぅっ……」 日焼けの跡が見えない背にかけるのも、もう既にかけられた顔に 更にかけるのも、丸い後頭部を守る短めの髪にかけるのも、 金を払えばこちらの自由。 しかしここまで懇願されたのなら、男としてしっかりと 『種付け』してやるべきだろう。 視線を外して甥を見ると性器をしっかりと勃たせながらも どうする事も出来ずに呆然と、そして全く興奮を収められずに こちらを見ている。血走りそうな目で視姦されていると シンジに教えればどんな反応をするだろうか。 それを教える間も無く絶頂の予感が脳の頂点を駆け抜けた。 「……ここに射してあげよう」 「はあぁ……はい、お願いしま……んっ、んぅッ…… はや、くぅ……」 大声を出し過ぎたからか、喘ぎも言葉も掠れている。 そんなシンジを独占された事が苛立ったのだろう、 甥が小さく舌打ちをしたのが見えた。 「っ!」 ――ドクンッ。 叔父はシンジにだけ聞こえるように口を彼の頭に寄せて 小さく呻き声を漏らし、そしてそのまま穢れ無い筈の シンジの直腸へと精を注いだ。 「ああぁァアあぁッ! あ、ああぁ、あ……うぅ……う、あ……」 口からは声と唾液、目から涙、そして性器からは精が 無理に搾り出したように、それぞれ垂れていく。 項垂れたシンジの視界に入ったのは汚れきったシーツ。 そして隅の方に価値は有るのに欲しい物とは交換出来ない 2枚の紙切れだった。 Index Back
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最終更新2009年10月25日 (日) 19時31分03秒 ,.、-rァァァァァ‐-,.、 ハシ'"`''ー‐''"`ヾ;ハ わたくし‥‥‥‥ lミ' _ 、__,. _ ゙ミl このスレッドのマスターを || へ、_`ー '_,._へ || おおせつかっております rョl ,.=。=゙ '=。=、 h 利根川といいます。 |ヒ|. `二} {二´ |j.| 念のため東方幻想麻雀を. ,ゞ| 人__人 |く 説明しましょう。 _,,. -‐''"´| lヽ、{. ̄- ̄.},.イ |``'''‐- 、.._ /´l | |.\`'' ‐-‐''´/| l 「ヽ 説明は一度のみ。 / l | |. \ / | | | l 繰り返しませんので ハ | │ | | │ | 〉 どうか皆様. { | │ | /| /|\. | │ | / 集中力を持って ハ │ \;ノレ'´ 〉〈. ヽlヽ;/ | ;ハ お聞きください。 〉 \ │ ./ │ |/ | | \ | / 〈 ます製品版をご購入いただくに越したことはありませんが 個人の都合でご購入できぬ方も体験版をご使用いただくことで ネットワーク対戦をお楽しみいただくことができます‥‥! 体験版は下記からダウンロード可能です‥‥‥。 【体験版】 最新ver0.30 http //mirror.studio-ramble.com/dna-s/thmj_trial_v0.30.zip なお麻雀のルールが分からぬかたは 同じ牌を二つずつ7セット揃える七対子 のみを目指す事によりプレイ可能です おわかりかな‥‥? なお、基礎的な麻雀のルールを 知りたい方はググルなり ttp //mahjong.nomaki.jp/の①のみを 覚えていただければ幸いです チー、ポン、カンせずに①の形を目指し リーチマークが光ればリーチし、 あがりマークが光ったら、おあがりください。 それでは皆様、このスレを心行くまでお楽しみください。
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736 名前: NPCさん 2005/12/16(金) 15 16 17 ID ??? ただ、個人的には 素直に謝ったり、空気を読んだりできない人の彼女にはなりたくない。 と、昨日祝50回目の告白を受けて半分切れながら言った言葉。 もう無視し始めて半年近いんだけど、全然こたえてない。 スレ86
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いつものように教室で昼ごはんを食べていた時のことだった。 今日は、なぜか純の機嫌が良い。 「ふふふ~ん♪」 「どうしたの? ご機嫌じゃん」 そうやって聞いたら、純は満面の笑みで言った。 「それがさぁ……、この前、梓が用事で来れなかったカラオケでさ……」 「あぁ、あれね。行けなくてごめん」 「それは別にいいんだけど、そこで澪先輩がさ、”渚にひとり”って曲を歌ったんだけど」 「何? その曲」 「魔境伝説アクロバンチのエンディングなんだけど、知らない?」 憂が当たり前のように答えた。 「いや、知らないし……」 「あれ……?」 何歳ですか? あなた……。それと、何故その曲を知っているんですか! 澪先輩! 「それは置いといて、その曲の“振り向いてジュン~”ってフレーズがすごく響いちゃって……」 「へぇ~、そうなんだ~」 「あぁ……、何だか告白されているみたいだった……」 うっとりと純は、ため息をついた。 「いいなぁ。私も告白されてみたいなぁ」 「じゃあ、憂と梓はどんな風に告白されたい?」 告白かぁ……。そう言われてなぜか唯先輩が頭に浮かんだ。 ”ゆ、唯先輩とはそんな関係じゃないし! ……でも、ちょっと憧れるなぁ” 「私は別に気持ちがこもっていれば何でもいいかなぁ」 「おぉ! 憂さん寛大ですなぁ」 「そうかな? 梓ちゃんは?」 「そうだねぇ……。やっぱりストレートに”好きだ!”みたいにしてほしいかな」 「梓ちゃんは自分からしそうだけどね」 「そういう風に見える?」 「確かに梓はそういうタイプかもね?」 「もう……。そういう純はどんなのがいいの?」 「私はもう澪先輩に告白されたようなものだからいいの~♪」 「純ちゃん……、あまりそういうのは大きな声で言わない方が……」 憂が忠告したが遅かった。 「なんですってぇ!?」、「この泥棒猫がぁ!!」、「おのれぇ!」、「あなたの仕業ね!」 一斉に叫ぶ声がしたので見てみると、教室の外から澪ファンクラブの人たちが鬼の形相で睨んでいた。 「え……、いや、本当にされた訳じゃn……」 「「「「ゆ”る”さ”ん”!!」」」」 「ご、ごめんなさあああぁい!」 狂気の軍団に追われて純はあっという間に見えなくなった。哀れ……。 「だから言ったのに……」 「あ~ぁ……」 こうして今日の昼休みは過ぎていったのでした。 しかし、この時の私の言動が後にあんなことを引き起こすとは……。 それは、もうすぐ卒業式という頃。 その時私は、少し広く感じる部室で、私は憂と純と一緒に新歓ライブの練習をしていた。 「ふぅ……、こんなものかな」 「ジャズ研のほうもあるのに、純、悪いね……」 「気にしないで。私が好きでやっているだけだから」 2人とも練習に付き合ってくれて、新歓ライブまで手伝うと言ってくれた。 本当にうれしい……。 「さて、もう1回合わせようか!」 もう1度演奏しようと、私がピックを振りおろした瞬間─── ピギイイィン! 「うわっ!」 「何!?」 「放送?」 校内のスピーカーからあの独特のハウリングの音が聞こえた。 そして、私のよく知っている人の声が聞こえた。 『あずにゃん、好きだ!』 一瞬の沈黙。私は状況の理解が追い付いていなくて、ただ唖然とした。 そして、頭でもう一回反芻してみた。 ”この声は、唯先輩……!?” そこまで頭が回って、ようやく顔に熱が宿り始めた。 ”今、あずにゃん、好きだって言ったよね……?” 「お、お姉ちゃん!?」 「いきなり何!?」 そして、まだ放送は続いていた。 『ど、どうしよう! なんかの電源いれちゃった!』 『落ち着け、唯! とりあえず電源を落とそう!』 『いや、ここのマイクが入っただけじゃないの? 丁度いいからこのまましちゃえ!』 『律!? お前何言って……!』 『そっちの方が練習になるんじゃないの?』 『何だかおもしろそう』 『ムギも何言って……』 『さぁ、迷ったら負けだぞ、唯!』 『うぅ~! どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさぁ!』 『話を聞けぇ!』 「何か始まったみたいだけど……」 「お姉ちゃん……」 私は唖然を過ぎて、呆然としていた。 そして、追い打ちをかけるように恐ろしいほどの音量で唯先輩が叫び出した。 『あずにゃん!! 好きだー!! あずにゃん! 愛しているんだ! あずにゃーん!』 「!?」 おそらく校内全員の頭に同じようなものが浮いたはずだ。 ”何?”って声が外から5回は確実に聞こえてきた。 『ゆいあずを結成する前から好きだったんだ! 好きなんてもんじゃない!』 『あずにゃんの事はもっと知りたいんだ! あずにゃんの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!』 「何ですか!? この放送は! 私たちは今仕事してるんですよ!?」 その頃、さわ子先生の(個人的)怒りが爆発していた。 『あずにゃんを抱き締めたいんだ! 潰しちゃうくらい抱き締めたい! 世間の声は心の叫びでかき消してやる! あずにゃんっ! 好きだあああぁ!』 『いつも抱きしめているじゃん!』 『まぁまぁ、それは言わないであげて、澪ちゃん』 「突っ込みすら放送されているよ……」 純がぼそり呟いたが、私はそんなことを気にしている余裕はなかった。 『あずにゃん! 愛しているんだよ! 私のこの心のうちの叫びをきいてくれー! あずにゃーーーん!」 『軽音部で出会ってから、あずにゃんを知ってから、私は君の虜になってしまったんだ! 愛してるってこと! 好きだってこと!』 『私に振り向いて! あずにゃんが私に振り向いてくれれば、私はこんなに苦しまなくって済むの』 『ホントは優しい君なら、私の心のうちを知ってくれて、私に応えてくれるでしょう』 その頃、生徒会室で。 「この声、平沢さん?」 「えぇ、ようやく告白しているようね」 和先輩が少し寂しげに笑っていた。 「わああぁ……。お姉ちゃん、立派じゃない!」 憂は私の隣でうっとりと声を漏らしていた。 『私は君を私のものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを! 誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!』 『恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!』 「奪ってみせるって、よく言えるよねぇ……」 純はもう呆れかえっている。 ここまで来て、ようやく私の脳は通常のリアクションができるまでに起動した。 「にゃあああぁ! 唯先輩のバカ! なんてこと怒鳴ってるんです!」 早くやめさせないと、とんでもないことになる! ……もうなってるけど! 『でもあずにゃんが私の愛に応えてくれれば戦わない。私はあずにゃんを抱きしめるだけです!』 『君の心の奥底にまでキスをする! 力一杯のキスをどこにもここにもしてみせる!』 『キスだけじゃない! 心からあずにゃんに尽くす! それが私の喜びなんだから!』 「あれがあずにゃんでしょ?」 「幸せになってー!」 「いっぱいキスしてもらいなよー!」 「あんたもちゃんとやるんだよー!」 放送室に向かう途中でいろんな人に声をかけられた。 もう顔が真っ赤で、熱くてしょうがなかった。 『喜びを分かち合えるのなら、もっと深いキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらう! あずにゃん、君がおでこを出せというのなら、やってもみせる!』 「うううううぅ! 青春だからって大概にしなさい! ……そうか、放送の電源をカットすればいいんだわ!」 急いで放送室に向かう私。しかし、さわ子先生があっという間に抜いていった。 「は、速っ!」 そして─── 『あ、さわちゃn……』 『お ま え ら ぁ ! か く ご は で き て る ん だ ろ う な ぁ !』 『ひいいいいいぃ!』 先輩達の悲鳴を最後に、放送は切られた。 「いや~、これでシリアスに仕事ができる」 そう言いながら放送室から帰ってきた先生。 「……」 結局私は惨状を見るのが怖くて、放送室に行くのをやめた……。 その後、白くなった先輩達が部室に帰ってきた。 「お姉ちゃん、大丈夫?」 「あ……、憂……」 「みんな聞いてたんですよ? 唯先輩」 純が消えかかっている唯先輩を気遣いながら言った。 「え? 何を……?」 「あれですよ。”ゆいあずを結成する前から好きだったの~。あずにゃんのことを抱きしめていっぱいキスをする~”って」 「ええぇ!? あ、あずにゃん……」 「全校放送でいっぱい叫んじゃったんだよ? お姉ちゃん」 四人が口をぽかんとあけて、“どうしよう……”という顔をしていた。 「あ、あれ……、全校放送だったのか……?」 「だからさわ子先生があんなに……」 「ご、ごめん、唯! 私が続けろっていったばかりに……」 「そ、それが本当なら……、あずにゃんがここにいる訳ないよね……、普通」 恥ずかしさが頂点に達した私は、怒涛のごとく唯先輩に詰め寄った。 「唯先輩なら私がいなかったら、校内を走り回って“あずにゃんはどこ? あずにゃんはどこ行ったの?”」 「“キスさせて、キスしようよ! 抱きしめてあげるから”って、探し回るんでしょ!?」 「そういう恥ずかしいことをさせたくなかったから恥を忍んで待っていたんです!」 「ご、ごめんなさい!」 唯先輩が勢いよく頭を下げた。 「もう、どうしてあんなこと言っていたんですか?」 「だって、あずにゃんが”告白はストレートな方がいい”って言ってたから……練習をしようとわざわざ……」 指をつんつんしながら、唯先輩が言った。 これってもしかして……、いや、もしかしなくても、唯先輩が私のためにあんな告白をしたの……? 顔がみるみるうちに赤くなるのを感じた。 「き、聞いていたんですか? あれ」 「……移動教室で丁度通ったら聞こえちゃったんだよ」 唯先輩は本当に申し訳なさそうな顔をして、沈んでいる。 「本当にごめんね……」 「ま、まったく! 本当に恥ずかしかったんですからね!?」 本当に予測不能な人だ。勝手にあんなに叫ばれて……。 「で、返事はどうするんだ?」 律先輩が言う。 「そ、それは……」 唯先輩が真剣な表情で私の答えを待っている。 私も、ちゃんと答えなくちゃ! 「……あそこまでされて、うれしくない訳ないじゃないですか」 「じゃあ……」 「もう……、特別ですよ?」 もう恥ずかしくて唯先輩の顔、まともに見れない……! 「あずにゃ~ん! ありがとう!」 声のトーンが数段上がった唯先輩が、私に抱きつく。 何だか、すごく幸せだ……。 「純ちゃん、私達はそろそろ退散したほうがよさそうね」 「そうだね」 「じゃあこっそりと……」 「じゃあ、あずにゃん。キスしよう!」 「いきなり何言ってるんですか!」 「だって私の気持ちに答えてくれたらいっぱいキスするって言ったんだけど……」 そういえばそんなこと言っていた……! 「だめ?」 「う……」 そんな上目づかいで……、瞳を潤ませながら言うなんて、卑怯です! 「……もう、特別ですよ?」 そういって私は目を瞑った。 肩に手が乗るのを感じた。 「あずにゃん……」 あぁ……、唯先輩……。 「いやぁ、疲れた~。ムギちゃん、今日のお菓子はなn……」 「「あっ……」」 今にもキスをしようとしている時に、さわ子先生が部室に入ってきた。 「あ、いや、これはその……」 「あ、あれ!? みんなは!?」 いつの間にか部室は私達2人だけになっていた。 「あ、あなた達……!」 「「は、はい!」」 さわ子先生から何か黒いオーラが……! 「青春だからって大概にしなさあああぁい!」 「「ごめんなさあああぁい!」」 この日、2度目のさわ子先生の叫びが響いた。 END まさかのキングゲイナーとはw -- (名無しさん) 2011-02-02 23 29 57 さわちゃんwwww -- (名無しさん) 2012-12-03 19 09 55 良かったわW さわちゃんW -- (あずにゃんラブ) 2014-01-01 17 19 25 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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2日前、知り合いから面白いものを貰った。 試したくて仕方がなかった俺は前を歩いてくる優男に声をかけた。 「なぁ、おまえ今日男と抱き合っていただろう、男と」 古泉は大きい目を更に大きくして言った 「何の話です?ストーカー行為は止めて頂きたいのですが」 心底いやな顔をして、汚いものを見るような目で俺を見る 「抱き合ってたじゃないか、廊下で」 一瞬黙ったあと、ああ、と声を出す 「僕が転けそうになったのを、友達が受け止めただけです」 そのままどこかへ行こうとする古泉の腕をつかみ、言った 「おまえ、あまり関わりすぎるなとこの間言われたばかりだろう。」 男にしては綺麗な顔を覗き込んで言ってやる。 「お仕置き だな」 「離して下さい」 あくまで冷静に、だが顔を強ばらせて俺を拒絶する。 「俺に逆らう事は機関に逆らうのと一緒だと言っただろう。 ついて来い」 以前に尿道バイブで攻めてやった事を思い出しているのだろう。 どうにか今の状況を回避する方法を考えているようだが、俺に会った時点でそろそろ諦めてほしいものだ。 俺はポケットに入っているエネマグラを思い出し、これからする行為にニヤリ、と笑った。 俺は古泉をつれて自分の家に行き、裸になれと言った。 「上目遣いで睨んだところで、俺の加虐心を煽るだけだぞ」 黙って下さい、と小さく呟いて服を脱ぐ古泉の手が、小さく震えていた。 躊躇いながら最後に下着を下ろすと、諦めたのか開き直ったのか俺を直視する。 「それで、次はどうしろと言うんですか?」 強がる姿を可愛い、と思いつつ後ろで手を組ませ拘束する。 さすがに恥ずかしかったのか、真っ赤になって目を瞑る。 「そこに座れ」 指指した先には肘掛けの付いた椅子。普通のものと違うのは、肘掛けに拘束具が付いていることだ。 黙って椅子に座った古泉の足をあげ、M字形に固定する。 「あっ・・・・いやだ!止めて・・・・下さい・・・」 今更止められる訳がない。 ちんぽからアナルまで丸見えになった姿に、それだけで勃起しそうだった。 ローションを使い、指を後ろに入れてやる。 「んっ・・・んあっ・・・あああっ!」 簡単にほぐして、待ちきれなくなった俺はそのままエネマグラを入れた。 「い・・・・や・・・なっなにを・・・・」 「エネマグラ、聞いたことないか?前立腺マッサージだよ。呼吸する限り動き続けるんだ、良かったな」 「嬉しくありません、抜いて下さい!」 ふと、古泉の表情が一瞬強張る。 「な・・・に・・・?あっ・・・・いやあだあああああああっ」 凄まじい快感に、喉をひくつかせかぶりを振る。 「とめてぇ!とめっああああああっ」 ふり乱れる古泉を見つめながら、次はなにを試そうかと考えていた。
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『 結城リト・世紀の大告白!! 』 そのニュースは、電撃の如き速さで彩南高校生の間を駆け巡った。 「おいっ! あの結城リトが、ララちゃんはおろか古手川さんとルンちゃん、 御門先生まで独り占めにしようとしてるらしいぞ!」 「なにいっ!?」 「なんかヌルヌルスライムを操って無理矢理りょーじょくして手ゴメにしたらしい!」 「なんだってぇっ!?」 「お、オレの古手川さんが……」 「ル、ルンたん……」 「御門センセーっ!」 「しかもっ! ララちゃんと結婚して全宇宙を乗っ取って、 地球の女を全員嫁にしようと企んでるらしいぜ!」 「ば、ばかなっ!」 「信じらんねー……」 「このままにしておいて良いのかっ!?」 「しておけるかっ!」 「殺るか……」 「殺るぜっ!」 「おおっ!!」 こうして、『彩南高校・結城リト討伐隊』が結成された。 結城リトの誤爆告白から僅か一日。 事態は風雲急を告げていた……。 「な、なんでこんな事に……」 彩南高校の校門から約200メートルの地点。 物陰から様子を伺うリトの目に映るのは、 校門前でハチマキを巻いてバットやモップを手に持ち、 目を血走らせてズラリと並んだ男子生徒達。 そして大きく掲げられた『結城リト・死すべし』『俺達の青春を返せ』の立て看板に、 極悪非道なリトの似顔絵に真っ赤な×印が付けられた旗がハタメく異様な光景だった。 「あれー、リト、大人気だねっ」 「大人気じゃねーっ!」 相変わらず事態を全く分かっていない様子のララに向かって、 声をひそめながらリトが怒鳴り付ける。 「これじゃ、学校に入れねーじゃねーか……」 途方に暮れた様子のリト。 「むー……。あっ! 良い考えがあるよ!」 「なんだ」 「ごにょごにょ」 「え……えーっ!?」 この窮状を打開すべく、銀河一の頭脳を誇る天才少女・ララが導き出した秘策とは……! 「おいっ! ララちゃんが来たぞっ!」 物陰から出て、校門に向かってテクテクと歩いて行くララ。 そして、ララに隠れるようにして歩いてくる、茶色の髪の人物。 「奴だ……」 「間違いない……」 「いいか、ララちゃんには手を出すなよ……」 「分かってるって……」 二人を取り囲むように、半円状に展開する男子生徒達。 ララはその円の中心でピタリと立ち止まった。 「みんな、おはよー!」 周りを包んでいた異様な雰囲気を一声で吹き飛ばす、爽やかな明るいララの声が校門に響き渡った。 「お、おはよー……」 思わず何人かの男子生徒達が、目的を忘れて顔を綻ばせてしまう。 「おいっ! 目的を忘れるなっ!」 「でも、ララたんの笑顔が……」 「む、むう……」 困惑した表情の男子達をよそに、ララが続ける。 「みんなに新しいお友達を紹介するねっ」 「え……?」 周りの男子生徒達がどよめく。 「はいっ! ご挨拶してっ!」 「うわっ!?」 ララが後ろに居た人物をサッと前に出し、男子生徒達の前にさらけ出す。 「「おおおーっ!?」」 男子生徒達全員が歓声を上げる。 そこにいたのは、リトではなかった。 髪の色こそ同じだが、女子の制服を着た、まぎれもない女子生徒だ。 ララの考え出した秘策。 それは、『ころころダンジョくん』と『簡易ペケバッジ』を使って、 リトを女子生徒にしてしまうという大胆不敵なアイデアだった。 「あ、あの……お、おはようございます……」 突如現れた少女を、男子生徒達は驚きの表情で見つめた。 「か、可愛い……」 夏物の制服を着て、ラフな印象の茶色のショートカットに 少し横に跳ねたボーイッシュな髪型をした少女。 短いスカートの下では、スラッとした健康的な太ももが目映く光っている。 そして、その少年のような中性的な雰囲気とミスマッチした、 女性らしさをアピールする胸の2つのふくよかな膨らみ。 見た者を一目で虜にするそんな魅力を持った少女が、 顔を赤らめてモジモジと恥ずかしげにうつむいていた。 (な、なんでオレがこんな格好を……) 「うちの高校にこんな可愛い娘、いたか……?」 「いや……」 そんな噂をしながらザワメく男子生徒達の中でただ一人、得意満面の笑顔を浮かべている男がいた。 「リコちゃんっ!!」 猿山ケンイチ。 彩南高校ナンバー2のエロソムリエを自負する男だった。 プールでの一件を目撃していた猿山は、事が大げさになってきたのを知り、 リトに万が一の事があった時には……どさくさまぎれて一発殴ろうかと思って 待機していたのだった。 「リコちゃんっ! どうしてここにっ?」 すかさずリコに駆け寄り、肩に手を当ててリコに詰め寄る猿山。 「え、あ、あの……」 そんな様子を見て、周りの男達は納得がいかない様子だった。 「おい、なんで猿山があんな可愛い子と知り合いなんだ……?」 「マジかよ……」 周りの男達を無視して猿山が続ける。 「丁度良かった。オレ、君に言いたかった事があるんだ」 「え……?」 「知ってる? リトの奴、ついに告白しやがったんだよ」 「あ……」 「だから、オレも負けちゃいられないと思ってさ」 「ま、まさか……」 冷や汗をタラすリコの目の前で、大きく深呼吸する猿山。そして…… 「好きだっ!! オレと付き合ってくれ!!」 (ひいいいいーっ!?) 「「オオオーッ!?」」 群衆から歓声が上がる。 リコの顔は流れ落ちる冷や汗で、もはや滝の様になっていた。 「あ、あ、あ……」 「へ、返事は……?」 リコの肩に手を当てて詰め寄る猿山。 「さ、さよならっ!」 リコは猿山の手を振り切って校門に向かって駆け出した。 「待ってー! リコちゃーんっ!」 猿山がリコを追って走り出す。 「リコちゃん! 猿山なんか止めてオレと付き合ってー!」 「いや、オレとっ!!」 男達が一斉に二人を追って走り出す。 そんな男子生徒達を校庭で眺めている男がいた。 「何事ですかな……むむっ!?」 彩南高校の校長である。 「あの美少女はっ!! これは、服など身に着けている場合ではありますまい!!」 校長はすかさずバッと上着を脱ぎ捨て、リコを追って猛烈な勢いで走り出した。 「ひーっ!!」 必死で男達から逃げ出すリコ。 しかし、校長の速さは尋常では無かった。 その巨体からは到底信じられない速さでリコに迫る校長。 「な、なんでーっ!?」 幼い頃に読んだ週刊少年マンガ誌の某仙人に憧れ、エロ行為に及ぶ時のために 常に重量100kgの衣服を身に着けて行動している校長。 彼がそれを脱いだ時、その変態的な格好による興奮から生み出される運動能力は、 某宇宙人に勝るとも劣らないという。 「ねー、チューさせてー!」 「キャー!!」 ついに校長がリコに追いつき、肩に手をかけようとしたその瞬間。 「何やってるのっ!! ハレンチなっ!!」 雷のような怒号が校庭に響き渡る。 声の主は、彩南高校の風紀の守護者・古手川唯その人だった。 「あなた達っ!! 女の子をみんなで追いかけ回してどういうつもりなのっ!! それに、もう授業が始まるじゃない! さっさと教室に入りなさいっ!!」 「はーい……」 唯に激しく叱られて男子生徒達がすごすごと校舎内に入って行く。 が、校長は、 「えへ……えへ……」 何故か嬉しそうな顔をして、裸のまま正座して唯のお叱りを聞いていた。 そして猿山は、リコとすれ違いざま、 「リコちゃん。返事、待ってるからね」 (げ……) 嬉しそうに一声かけて、校舎内に入って行った。 「あ、有り難うございます、古手川さん……」 (なんか前にもこんな台詞言ったような……) リコは、以前に唯の兄・古手川遊に助けられた時のことを思い出していた。 「いいのよ。当然のことを言っただけだから。でもあなた、私のこと知ってるの?」 「えっ!? あ、あの、以前にファンシーショップの前で……」 「あ、あの時か。猿山君とデートしてた子ね。それであなた、どこのクラスなの?」 「え、えっと……」 突然の突っ込みにとまどってしまうリコ。 「リコは転校生なの! 今日から私達と同じクラスになるんだよ!」 「「えっ!?」」 ララのフォローに、リコと唯が同時に驚きの声を上げる。 「そ、そうなの?」 「あ……そ、そうなんです! ちょっと、リト君に用事があるから、私が代わりに出て ノートを取っておいてくれって……」 「代わりにって、そんなの大丈夫なの?」 「許可する」 唯の心配をよそに、校長はいやらしい笑みを浮かべながら親指を立てて許可を出した。 「そ、それならいいけど……。それで、リコさん」 「はい?」 「返事って、何の事?」 「えっ!?」 「さっき、猿山君が言ってたじゃない」 「そ、それは……」 リコは顔を真っ赤にしてウツムいてしまう。 「リコはねー、猿山に告白されたんだよ! みんなの前で!」 「こ、告白っ!? みんなの前でっ!?」 今度は唯の顔が真っ赤になってしまう。 「あ、あなたも……なの……?」 「あ……」 そう。 リト自身が、つい最近みんなの前で唯に向かって愛の告白をしたばかりなのだった。 本来春菜へのものだったなどと言い出せるはずもなく、結局なし崩しになってしまっていた。 ふう、とため息をつく唯。 「男の子って、何を考えてるのかしらね……。 ほんとに、場所の雰囲気ってものを考えないんだから……」 「ははは……」 本人を前にしているとは知らずに口から出てくる唯の言葉に、 リコは冷や汗をダラダラ流して頭を掻いていた。 唯はそんなリコに向かってニッコリと笑いかけた。 「じゃ、改めて。私は古手川唯。よろしくね」 「わ、私は、ゆ、夕崎、梨子です。よ、よろしく」 冷や汗を流したまま、ぎこちない表情でリコは唯と握手を交わす。 「私、なんだかあなたとは良いお友達になれそうな気がするの」 「え……」 「さ、教室に入りましょ」 ダラダラと涎を流している校長を尻目に、唯・リコ・ララの三人は教室に入った。 「あ、あの、夕崎、梨子です。リト君がいない間、よろしくお願いします」 いきなり転校生に、しかも女子生徒になってしまったリコは、 みんなの前で自己紹介をさせられる羽目になってしまった。 リコに注がれる生徒達の熱い視線の数々。 (ああ……リコちゃん、相変わらず可愛い……) (うふふ……これはまた、イジリがいがありそうねえ……) (何、あの女! リト君はどうしたのよ! せっかく私に告白してくれたのにぃ!) (リト♪ 女の子になってもかーわいい♪) そんな中で、一人だけ疑惑の目でリコを見つめている生徒がいた。 (あの人って……まさか……) 春菜である。春菜は『リトが女の子になった』ことを知っている一人だったが、 以前にリコを見た時はそれがリトとだとは認識していなかった。 (ううっ……春菜ちゃん、もしかして気が付いてる……?) 今日はずっと冷や汗を流しっぱなしのリコ。 その時、急に教室の扉がガラッと開いた。 「リコ!」 現れたのは、彩南高校のトラブルクイーン・天条院沙姫だった。 (えーっ!?) 沙姫こそはリコの正体を最も良く知っている一人である。 以前、無理矢理誤魔化そうとしたことはあったのだが、まさかあんなので誤魔化せているとは……。 「ここに来るなんて、なんで私に言ってくれなかったんですの!? あなた、以前結城リトにかどわかされたのをお忘れでして!?」 「えっ!?」 「あの結城リトと来たら……! 私の裸を見たいがために、トリックを 使ってリコと入れ替わったりして……今思い出しても腹立たしい! 危うく私とリコの仲が引き裂かれる所でしたわ!」 いつの間にか、沙姫の中ではそういう事に落ち着いてしまったらしい。 「なんだ、またリトかよ……」 「あの野郎……」 (あわわわわ……) しかし、『違う』と言う訳にも行かず、リコはただオロオロするだけだった。 「リコ! こんな結城リトのクラスなどにいてはいけません! 私と一緒に来るのです!」 「おい、先輩」 猿山が立ち上がった。 「オレのリコちゃんに何か用か?」 (えーーっ!?) ドヨッ! ざわめく観衆。 「なんでリコがあなたのなんですの?」 キッと猿山を睨みつける沙姫。 「オレはリコちゃんとデートまでした仲なんだぜ」 「オーッホッホ! なんですの、それは! 私は、リコと一緒にお風呂に入った仲ですのよ!」 バチッ!! リコの目の前で沙姫と猿山の視線が火花を散らして衝突する。 (ひええええ……) あまりの唐突な事態のなりゆきにリコが指をくわえてウロタえていると、 「あなた達! もう授業時間よ! 先輩も、自分の教室に戻って下さい!」 唯のフォローが飛んできた。 「リコ。くれぐれも、こんな野蛮な輩にダマされないように」 捨て台詞を残して沙姫は立ち去った。 そして猿山は…… 「リコちゃんとお風呂……」 じゅるりと涎をすすりながら、蕩けた目でリコを見つめていた。 (そ、そんな目でオレを見るなー!) ◇ ◇ ◇ どうにかこうにか放課後になり、長かったリコの学校での一日が終わりを告げた。 「疲れた……」 慣れない女の子生活に疲れ切った顔のリコ。 そんなリコに唯が声をかけてきた。 「リコさん。良かったら、家に遊びに来ない?」 「えっ……」 意外な顔をするリコ。 正直なところ、唯に誘われるのも意外だったし、唯が他人を誘うというのも意外に思えた。 「あっ……ごめん、忙しいならいいの。それじゃ」 「あっ、待って」 チラリと唯の顔を見る。なんだか、期待してるような、不安なような、微妙な表情だった。 (古手川、一体……?) 少し考えた挙げ句、ニッコリ笑ってリコは唯に返事した。 「ありがと。行きます」 唯とリコは並んで唯の家へと歩いて行く。 「急に誘っちゃって、ごめんなさい」 「そ、それはいいんだけど」 「ちょっとだけ、あなたとゆっくりお話をしてみたかったの」 「え……」 「うん! 今日はリコさんのために、お料理作ってあげるから! 期待しててね」 「あ、ありがと」 二人が家に着くと、唯は料理を作り始めた。 メニューは肉じゃがとみそ汁にご飯。日本人の定番メニューだった。 それを美味しく頂くと、満足した顔でリコが感想を述べた。 「ごちそうさま。古手川さんって料理上手いんだね」 「ありがと。最近、結構練習してるんだ」 「へー。誰か、食べさせたい人とかいるの?」 「えっ!? べ、別に、そんなの、いない……けど……」 「?」 (なんだ? この反応……) 不思議に思いながら、リコはちょっと赤らんだ顔の唯を観察していた。 ちょうどその時。 「ただいまー」 男の声がして、スタスタと玄関から足音が聞こえて来た。 「あ、お兄ちゃんね」 「ああ……あ!?」 ふと気が付いた。 唯の兄……遊は自分の正体を知っているのだ! (ま、まずい……!) 「お客さん来てるのかー?」 遊が食堂へと顔を出す。 「お帰り」 唯は遊の方に振り向いて出迎える。 遊は唯の向こう側にいたリコに気が付いたようだ。 「あ、あれ……お前、確か!?」 「ああ、こちら転校生の夕崎梨子さん」 「夕崎……リコ……?」 「は、はいっ! リコですっ! 古手川さんのお兄さん、よろしくお願いしますっ!」 声を張り上げて挨拶するリコ。 その様子を見てなんとなく事情を察した遊は、とりあえず合わせておくことにした。 「よろしくな。リコちゃん」 「二人とも、仲良くしてね。私、ちょっとお手洗いに行ってくるね」 唯がトイレに入ってパタリと扉を閉める。 「おい、どういう事なんだ」 「色々事情がありまして……」 リコは今日のことの顛末をかいつまんで説明した。 「お前も、相変わらず大変なんだな……」 「はい……」 二人でしんみりした顔をして向かい合ってお茶を飲んでいた。 と、唯がトイレから帰って来た。 「ね、リコさん。一緒にお風呂に入らない?」 ブッ! 遊とリコが同時にお茶を吹き出す。 「ふ、風呂……?」 遊が眉をしかめて唯に返す。 「何よ! 女の子同士だからいいじゃない」 「い、いやま、そうなんだけど……」 「あー? まさかお兄ちゃん、覗こうなんて思ってるんじゃないでしょうね」 「いや、オレは覗かないけど」 「何よ。じゃ、誰が覗くのよ」 「誰って……」 チラッとリコの顔を一瞥する遊。リコは、必死の形相で (こ、断って下さい! 遊さんっ!) 遊に訴えかけていた。遊は少し考えた素振りをした後、スックと立ち上がって、 リコの肩にポンと手を置いた。 「ま、お前ならいいか。唯をよろしく頼むぜ」 (えーっ!?) スタスタと遊が歩き去って行く。 「何よその言い方。ま、いいわ。じゃ、入りましょ、リコさん」 (な、なんでいつもこうなるんだーっ!?) 自分の運命を支配するラッキースケベの神を呪わずにはいられないリコであった。 結局、リコは唯と二人でお風呂に入ることになってしまった。 (何も見ない、何も見ない……) 必死で唯から目を背けて、唯の裸を見ないようにするリコ。 一方唯は、 「リコさん。背中、流してあげるね」 「えー!?」 鏡の前で椅子に座ったリコの背中を唯がゴシゴシと擦って行く。 「リコさんって、すっごく胸もおっきいし、スタイルもいいよね」 「そ、そうかな……」 「えいっ。もみもみー」 「あっ!? ちょ、ちょっと……」 「うふふ、柔らかくっていい感じね。 籾岡さんがやたらに触りたがるのも、ちょっとだけ分かるかも」 「えー!?」 「冗談よ。あんなハレンチな人と一緒にしないでね」 「は、はあ……」 無事に身体を洗い終わり、二人一緒に湯船に浸かった。 「ねえ、リコさん……」 「はい?」 「猿山君から告白されて、どう思った?」 「えー!?」 「良かったら、答えて欲しいの」 (ど、どうって言われても……) 一呼吸おいた後、リコはとまどいながら答えを返した。 「しょ、正直言って、信じられなかった……。(っていうか、信じたくねー!) 男の子から告白されるなんて、初めてで……(っていうか、金輪際ゴメンだー!)」 その返事を聞いた唯は、ふうっと大きく息を吐いてゆっくりと告げた。 「あなたもそうなの……」 「え……」 唯は一つ一つ、我が子に昔話を聞かせるように、想いを込めて語り始めた。 「私も、つい最近、ある人に告白されたの」 (お、オレの話か……) 「それもみんながいる目の前で。私、びっくりしちゃって」 「ず、随分大胆な人ですね」 「ほんっとに。信じられないよね。あなたの猿山君も、だけど」 あはは……。二人で笑い合う。 (わ、我ながら、とんでもないことしちまった……) リコの笑顔は多少引きつってはいたが。 「それで、リコさん。あなた、返事はどうするの?」 「ええっ!?」 (へ、返事なんか、するのか? オレ!?) 「もしかして、考えてなかったとか?」 「うん、実は……」 一瞬の沈黙。 「そうよね……。どう返事していいか、分からないよね……」 (分からないっていうか、考えたくねー……) ふう。ため息をつく唯。 「私、今日結城君が学校に来なくて良かったな、って思ったの」 「え?」 「多分、今日結城君の顔見たら私……どんな顔で会えばいいか、分からなかった……」 「……」 「だって、あんまり突然で……。心の整理も全然出来てないし……」 だんだんと唯の頬が、ほんのりと紅く染まって来た。 その様子を見ていて、ようやくリコは気が付いた。 (まさか……古手川……) 沸き起こった疑問を、口にしてみる事にする。 「古手川さん、もしかして、リト君の事を……」 「……」 さらに唯の頬が紅く染まる。 そして、ゆっくりとリコの方に振り返って言った。 「なんだか不思議ね……。あなたとは、今日初めてちゃんと話したばかりなのに、 なぜかなんでも話せちゃう気がするの」 唯はニッコリと微笑んだ。 「だから、あなたにだけ、話しちゃおうかな」 「え……」 「私……結城君のこと……」 と、その時。リコの身体から、シューと煙が出始めた。 (ま、まずいっ!!) 「ご、ごめんなさいっ! ちょっと!」 ガバッと大急ぎで湯船を飛び出し、一目散に走り去るリコ。 「ちょ、ちょっと! リコさん!?」 何がなんだか分からない唯は、とりあえず湯船を出て身体を拭き、 衣服を身に着けてから浴室を出た。 「リコさん……えっ!?」 そこにいたのは、兄・遊と向かい合って座っている、 ついさっきまで話題の中心人物だった結城リトその人だった。 リコは浴室から出た途端男に戻ってしまった。 そこで大慌てで遊に衣服を借りて、この場に座っていたのだった。 「ゆ、ゆ、結城君!! な、な、なんでここにっ!?」 「あ、はははは、こ、こんちわ、古手川」 「それに、なんでお兄ちゃんの服着てるの!? しかもビショ濡れでっ!!」 「ええっ!? こ、これは、その……」 「悪いな、唯」 遊はリトの隣に立ち、グッとリトの頭をワキに抱え込んだ。 「オレ達、ホモ達なんだ」 「えーっ!?!?!?」 唯が大声を上げて、ワナワナと震え出す。 「隠しててすまなかったな……」 「な、な、な……」 ついに唯火山の大爆発が起こった。 「ハレンチなーーーーーーーーっ!!!!!」 バチーーーン!!! 「「おぶっ!?」」 二人の頬に、噴火の爪痕をくっきりと残して。 「もうっ! 冗談にも程があるわっ!!」 「だから、悪かったって言ってるだろ」 「なんでオレまで……」 キッ、と唯がリトの顔を睨みつける。 「どうせ、あの告白だって、冗談だったとか言うんでしょ……」 「えっ……」 唯の顔が次第に怒りで真っ赤に染まって行く。 「私がどんなに悩んだかも知らないでっ!! もう知らないっ!!」 「こ、古手川っ!」 ダッ。唯は階段を駆け上がって自室に閉じこもってしまった。 「あーあ。からかい過ぎたかな」 「す、すみません。オレのせいで……」 「んー、そうだな。お前のせいだな、こりゃ」 「えっ?」 遊がリトに向かってクスッと笑いかける。 「オレの大事な妹に向かって、告白しちまったんだからなあ。これは責任とらなきゃな」 「あ、そ、それは……」 「いやなに。今すぐ好きになってくれ、って言ってるんじゃない。 唯がお前のことをどう思ってるのか、少し考えてみてくれないか?」 「え……」 「ああいう奴だからさ。素直に気持ちを表に出せないんだよ。 だから、他の奴より、少しだけ……良く観察してやって欲しいんだ。 分かるだろ?」 「はい……なんとなくは……」 リトは、さっきの風呂場での唯の事を思い出していた。 (古手川が、あんな風に悩んでたなんてなあ……) 「よし。じゃ、これからも仲良くしてやってくれよ! お前も、リコちゃんも!」 「え、えーっ!?」 バンッ! 遊はリトの背中を強く叩いて、二階の唯の部屋に向かって声をかける。 「おいっ。お姫様! 王子様がお帰りだぞっ」 「知らないっ!」 とりつくしまもない唯の返事だった。 遊はあーあ、という素振りをしてリトを玄関から送り出す。 「じゃ、今日は唯に付き合ってくれてありがとな」 「いえ……」 「またな」 リトは玄関から出るとチラリと二階の唯の部屋を伺い、そのままスタスタと歩いて帰って行った。 その様子を、唯はカーテンの隙間からそっと伺っていた。 「結城君……」 翌日、教室に入ったリトを待ち受けていたのは、相変わらず不機嫌そうな顔をした唯の姿だった。 「お、おはよう、古手川」 振り返りもせずに唯が答える。 「それも、何かの冗談なの?」 「おいおい……」 とりつくシマもない。 「えっとな……リコちゃんから、預かり物があるんだ」 「リコさんから?」 唯がようやく振り返った。 リトは唯に折り畳まれた小さなメモを手渡した。 それは、女の子らしい細い字で書かれていた。 『古手川さんへ 昨日は急用を思い出しちゃってゴメンナサイ。 男の子ってバカだから、女の子の気持ちも考えずに ヒドい事言ったりするけど、気にし過ぎちゃダメ! 私、古手川さんは、すっごく優しくて素敵な人だと 思います! じゃ、お互いに自分の恋を大切にして 頑張りましょうね! リコ』 「リコさん……」 唯の顔が明るく輝いて来た。 それを見ない振りをしているリトの顔も、心なしか少しだけ晴れやかになったようだ。 手紙は、リトが家に帰って、もう一度女の子に変身してから書き上げたものだった。 「なんて書いてあったんだ?」 唯がアカンベーして答える。 「男子には教えてあげない! でも……」 一呼吸おいて唯が続ける。 「リコさんって、素敵な人ね。すごく思いやりがあって」 「そ、そうかな……」 「何照れてるの? 結城君に言ってるんじゃないわよ?」 「あ、そ、そうだな。すまん」 「ま、いいわ。で、結城君は私に何をしてくれるの?」 「えっ?」 「だって、私の事好きって言ったじゃない」 「えっ!? そ、それは……」 「まさか、取り消したいって言うんじゃないよね?」 「え、えっと……」 「取り消し料は、デート10回分だから」 「えーっ!?」 「じゃ、今度遊園地に行こうか。私の事が好きな、結城君のおごりで」 「はううう……」 頭を抱え込むリトを見て、唯がクスッと笑みを浮かべる。 (そうね、リコさん。私、男の子なんかに負けないから!) 立ち直った唯を見て、ようやく少しだけ胸をなで下ろしたリトだったが、 (まさか……こんな事が、ルンとナナと、御門先生にまで起こるのかよ……!?) これから自分を待ち受ける恐るべき未来を想像して、ガクガクブルブル震え出すのだった。 (終)
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作戦情報 建物情報 収穫物について 忠誠に関して 兵器と魔術について 作戦情報 体験版では、豊作強化・発掘強化の有効期限は無い(使ってから86週経過しても有効だった)と思われる。体験版なので期限が設定されていないという可能性がある。 環境回復は「平穏の宝珠」を使った場合、対象拠点の環境が+10される。 流民保護による増加人口は、(投入資金+投入兵糧)×拠点ごとの係数 で求められる。資金と兵糧の比率は関係ないので、余裕のあるほうを使おう。拠点ごとの係数は、領主がヴァイスハイト センタクス 1.7 領主がリセルの場合 折玄の森 0.29 レイムレス要塞 0.55。領主の政治の値が高いほど係数は大きくなる。 流民保護を使うと、一時的に拠点の上限を超える人口を得られるが、翌週に上限値に戻される。 流民保護で、人口60%超えを狙う際は、少し多めに投資すると良い。環境が高いのに人口が減少するケースが散見されるため、投資がギリギリだと60%に届かない場合がある。 建物情報 建物名 サイズ 必要資金 建築条件 資金収入 資金支出 兵糧収入 兵糧支出 人口&人口上限増加値 環境 木 1x1 100 0 0 5 0 0 +1 林 2x2 300 国の環境100 0 0 10 0 0 +2 森 2x2 400 国の環境100 0 0 15 0 0 +3 木防柵(左) 1x1 200 0 0 0 0 0 0 木防柵(右) 1x1 200 0 0 0 0 0 0 陥穽 1x1 200 0 0 0 0 0 0 まきびし 1x1 100 0 0 0 0 0 0 兵器研究所LV1 2x2 1500 0 80 0 50 0 -3 兵器研究所LV2 2x2 1000 兵器研究所LV1から増築 0 160 0 70 0 -6 魔術研究所LV1 2x2 1500 0 80 0 50 0 -3 魔術研究所LV2 2x2 1000 魔術研究所LV1から増築 0 160 0 70 0 -6 魔導巧殻研究所LV1 2x2 1000 アルの加入 0 100 0 10 0 -2 魔導巧殻研究所 LV2 2x2 600 魔導巧殻研究所LV1から増築 0 125 0 15 0 -4 ベルモンの斡旋所LV1 2x2 1000 100 0 0 20 0 +1 ベルモンの斡旋所LV2 2x2 700 ベルモンの斡旋所LV1から増築 150 0 0 40 0 +2 セーナル商会LV1 2x2 1500 200 0 0 0 0 +1 セーナル商会LV2 2x2 600 セーナル商会LV1から増築 250 0 0 0 0 +2 セーナル商会LV3 2x2 800 セーナル商会LV2から増築 300 0 0 0 0 +6 リリエッタの娼館LV1 2x2 1000 150 0 0 50 0 +1 リリエッタの娼館LV2 2x2 700 リリエッタの娼館LV1から増築 200 0 0 75 0 +2 農園 2x2 600 0 70 100 0 0 +3 農場 2x2 1000 総兵糧2万以上 0 120 150 0 0 +6 畜産場 2x2 600 0 70 100 0 0 +2 牧場 2x2 1000 総兵糧2万以上 採石場 2x2 700 50 0 0 20 0 -3 採土場 2x2 600 50 0 0 20 0 -2 大採土場 2x2 1000 国の環境100 伐採場 2x2 600 50 0 0 20 0 -3 大伐採場 2x2 1000 国の環境100 100 0 0 40 0 -6 武将詰所 2x2 600 0 30 0 30 0 0 物見櫓 1x1 200 0 0 0 0 0 0 メルキア住居 1x1 200 9 0 0 0 9 0 メルキア住居 1x1 200 8 0 0 0 8 0 メルキア住居 1x1 200 4 0 0 0 4 0 メルキア住居 2x2 400 11 0 0 0 11 0 メルキア住居 2x2 400 16 0 0 0 16 0 メルキア住居 2x2 400 6 0 0 0 6 0 メルキア住居 2x2 400 5 0 0 0 5 0 本城をLV2に増築 3x3 3000 本城LV1から増築 200 0 0 25 0 0 針葉樹 1x1 折玄の森に初期配置(自分では建てられない) 0 0 8 0 0 宿営小天幕 1x1 レイムレス要塞に初期配置(自分では建てられない) 8 0 0 0 8 0 宿営大天幕 2x2 レイムレス要塞に初期配置(自分では建てられない) 16 0 0 0 16 0 林、森、農場、牧場、大採土場、大伐採場は、建築条件を満たしている間「のみ」建築可能。条件から外れると建てられなくなる。 各拠点の人口上限は、センタクス 53000、折玄の森 4300、レイムレス要塞 8400、が基本値で、それに住居による増加分を加えた値になる。流民保護で上限値を超えた場合、翌週に上限値に戻される。 各拠点の環境値は、「拠点ごとの基本値」+「建物の環境値の合計」で決まる。 作戦の環境回復は、「拠点ごとの基本値」を+10する。流民保護によるマイナス効果などは、「拠点ごとの基本値」を減少させる。 週経過による環境値の増減は、建物の環境値の合計が極端に偏ると発生するみたい。+に偏らせると、一時的に環境値が下がっても自然回復する。ちなみに、増減するのは「拠点ごとの基本値」の方。 収穫物について 各拠点の人口が、上限値の60%を超えると、関連施設の有無に関係なく、以下の素材が毎週確定入手できる。センタクス:ブラッククレイx1(売却単価:220)、上質な兎毛皮x1(売却単価:60)折玄の森:マジッククレイx10(売却単価:120)、トウガラシx1(売却単価:100)、兎毛皮x1(売却単価:20)レイムレス要塞:茶魔法石x1(売却単価:120) 施設1個あたりの収穫物の入手量は、レア度を考慮してもセンタクスが抜きん出て多い。人口が影響していると考えるのが妥当か。 製品版では外交で資源の取引があるそうなので、センタクス+伐採場のような「レア度は低いが入手量が多い」組み合わせにも利用価値がありそう。 レア度の高い素材ほど、1週あたりの入手可能数は減る。具体例としては、「強化木材」1個は「木材」2個分の「収穫量」として扱われており、この「収穫量」の合計が、施設の数などによって決まる上限値を超えない範囲で入手判定が行われている(注:毎週上限いっぱいまで入手できるわけではない)。豊作・発掘強化は「収穫量」の上限を上げる効果がある。 忠誠に関して 忠誠の変化量 戦闘に勝利した場合、参加した小隊長(実際に出撃したかどうかは問わない)の忠誠が+3される。 戦闘に敗北した場合、参加した小隊長(実際に出撃したかどうかは問わない)の忠誠が-3される。 戦闘中に小隊が全滅した場合、全滅した小隊長の忠誠は上記に加え-5される。 上記の合計が、戦闘終了時に反映される。 1週経過するごとに、領主に設定しているキャラ以外の忠誠が-1される。 領主に設定すると「その間だけ」忠誠が+5される(100の時に領主から外すと95に下がるので注意)。また、領主でいる間は1週経過ごとに忠誠が+1されるようになる。 報奨の効果は、消費アイテムが勲章の時、(4+投入資金/1000+投入兵糧/2000)×(100-現在の忠誠値)/100=忠誠の増加値(端数切捨て)で求められる。例を挙げると忠誠0、投入資金10000、投入兵糧10000の場合、(4+10+5)×1=19 増加値は+19となる。忠誠60、投入資金5000、投入兵糧5000の場合、(4+5+2.5)×0.4=4.6 端数切捨てなので、増加値は+4となる。計算結果が1未満だと効果が出ないので注意。 兵器と魔術について バグだと思うけど兵器、魔導巧殻研究所で魔術が、魔術研究所で兵器が上がるようになっている。製品版では直ってるだろうけど 上昇値だけ見た場合、研究所LV1で+11、LV2で+17であるが、これは各研究所が1つずつの場合で、同じ研究所の2つめ以降は、研究所LV1で+1、LV2で+2しか上がらず、同じ拠点に2つ以上建てるのは効率が悪い。1つずつが無難。
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酷薄な告白(オーバーキル・ラブコール) UC 闇 4 呪文 ■S・トリガー ■相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。 ■自分のエレメントを1枚選び、破壊する。 作者:ATM フレーバーテキスト あんまりだって! 関連 + ... 《デッドリー・ラブ》 《凶喜にして凶器なる一撃》 概要 語呂感がすべてだ。 投票 選択肢 投票 壊カード (0) 強カード (1) 良カード (0) スタンダード (0) 微妙カード (0) アウトカード (0) 評価 名前 コメント カードリスト:ATM
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「あたしは、ずっとずっと朋也の事が好きでした」 告白。 愛の告白。 1人の少女が1人の少年に向けての愛の告白。 この物語を語るにあたり時系列を少し前に戻そう。 これは狂いに狂った愛の物語。 ◇ 斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る そのたび俺に血が飛び散る。 斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る そのたび俺は血を拭いとる。 斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る そのたび俺の血が騒ぎ出す。 刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き そのたび俺が血で熱り立つ 刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き そのたび俺で血は儚く消え。 刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き刺し抜き そのたび俺を血で嘲罵する。 蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り そのたび俺か血は吹き飛ぶ。 蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り そのたび俺や血が舞い踊る。 蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り蹴り殴り そのたび俺と血は忌み嫌う。 そして、もはや跡かたどころか人の形すら保っていない『ナニカ』は消えていった。黄色き何かにより。 どうやら真心はとっくに消えていったらしい。 そして俺はようやく正気に戻った。 ………。あぁそうだった。 ………。 ――――何で。 何でこんなことになったんだよ! 俺は地面に拳を殴る。…痛かった。 けどこの痛み以上に真心は――――。 なんでなんでなんで。 「――――なんでこうなったんだ」 答えは簡単だった。 俺の、指示のミスのせいだった。 俺が甘かったから、真心が死んだ。 俺のせいだ。どう考えても。 俺の――――せいだった。 「う、うわ、うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 俺は、一体…―――――――。 ◆ 「あら、朋也じゃない。やっと見つけたわ」 アウラの言ったとおりだったってわけね。 なかなかやるじゃないあの子。その力をそのまま行動に移せばいいのに…。 まぁなんだっていいわ。 今からあたしの一世一代の大きなイベントが控えているんですもの。 告白。 そう告白。 愛の告白。 あたしは朋也に告白する。 それが成就するかは分からない。 けど、する。 あたしはそう、決めたから。 ――――――――。 しかし朋也どうしたのかしら。 さっきから地面に座ったまま起きてこないし。 ……。 まぁいつまでたってもあの黄色いのが朋也運ばないのを見る限り死んでいるわけではなさそうね。 ……。 日本刀。血がべっとり着いているわね。誰か殺したのかしら。 それがショックだったとか? 朋也ならありえそうね。なんだかんだいっても……その、優しいし?案外弱いところもあるみたいな?とこあるし。 ここはあたしの出番かしら。 そして流れに乗って告白しちゃいましょう。 それがいいわ。そうしましょう。 頑張れあたし。といったとこかしら。 ――――告白…か。 ◆ ユサユサ 体が揺れる。 鬱陶しいな。 今はほおっておいて欲しいとこなんだが。 と思い、無視。誰だかしらんがまぁいいだろう。 ユサユサユサ。 ホント鬱陶しい。 もうなんだ、意地だ。 最後まで無視決め込んでやる。 と。 思ったその直後。 「朋也―!キスしちゃうわよー」 「ブーーーーーーーーーーーーーーー!!」 何も口に含んでないのに吹き出した。何かを。……何をだ。 あれ?というか今の声……。 「―――――えっ?杏!?」 「そうよ。それがどうかした?」 顔を上げるとそこには変な武器を持った藤林杏が、立っていた。 表情は明るい。表情だけは。 それに何だこのいつも通りの会話は。キス云々は違うが。 だけど、それでも、――――おかしすぎる。 「どうかしたって……」 「まぁこんな場だしね。そりゃあたしがこんな唐突に現れたのはおかしいと思っても 不思議じゃないけど、これは現実、いや案外架空かもしれないけど。ゲームだし。 兎に角、これは実際に起きた出来事よ。受け入れなさい」 「あ、あぁ」 なんだ。この悟ったような感じ。 終わったような感じ。 感覚が狂う。 何が、原因だ? 胸騒ぎが止まらない。 何が、起こるんだ? 「ねぇ朋也」 その声色は普段の物とは異なるものだった。 異質。異常。異端。異形。 語彙力なぞない俺が、どの言葉で修飾しようがこの声色を表すなんて、無理だった。 こいつは杏であって杏で無い。 一昔風に言うなら、そんな感じだった。 「今から大事なことを言うわ。よく聞きなさい。一回しか言わないわよ」 「―――ああ。何だ」 そしてその口が、開かれる。 ◆ 「あ、あたしね――――――」 「――――?」 口が思い通りに動かない。 口も物凄い勢いで乾いていく。 決意はある。けれど勇気が足りない。 言葉が出ない。 言葉を探す。 ミツカラナイ。 見つからない。 けれど早く言わなくちゃいけないのに。 人を殺してまで、人を見殺しにできるほど、 この告白に賭けたのに。 こんなんじゃ―――――ダメだ。 「危ないっ!」 朋也の絶叫に似た叫びを理解したのは数秒後だった。 しかし身体は動いている。――――朋也に引き寄せられる形で。 「――――えっ?」 あたしの頭は朋也の胸板に押しつけられるようにさせられ、それに合わすように身体も朋也と密着する。 えっ!? えっ!? えっ!? どういう、ことなの? なんかドキドキするんですけど。 不謹慎だけど。 朋也って胸板厚いのね。あぁなんか安心できる。 匂いも………ってあたしは痴女か。 まぁなんていつまでもいってられないので、あたしがいた場所を見て見ると、そこには、えーと…。 ユコのお姉ちゃんと一緒にいた男の子が立っていた。 ◆ 杏をこちらに引き寄せて、改めてこいつを見て見ると、 男がいた。 漆黒の髪に、琥珀の瞳。どこか虚ろ気な瞳は、それでもしっかり俺たちを捕らえている。 殺意が、にじみ出ている。 俺たちを殺そうとする、揺るぎない敵意が。 どうしたんだよ、俺。 さっきあんなに酷なこと仕出かしたのに。 なんで今は、こんなに震えだすんだよ……。 「――――朋也?」 杏が不思議そうな声で俺を尋ねる。 答えなければ。 「だ、大丈夫だって」 「―――――――そう」 と。 いって。 俺から離れて、変な武器を構えて、黒髪の男に向かい、駆けだした。 ――――――え。何で。何で。何で? 杏は、そんなことができるんだ? 人を殺すんだぞ。殺すんだぞ。 俺とも違う。 真心とも違う。 混乱しているわけでも、この状況になれている訳もないのに。 「君は、キサラギを殺したっけ。そういえば」 ―――――――は? 杏が、ヒトゴロシ? 俺と同じで……。 「――――だから?」 「いや、何でも無いよ。ただ死んでもらうだけだ」 そしてまた戦闘が始まった。 黒髪の少年が駆けだして、それに応じるように杏が辞書を投げる。 しかしさすがにそれぐらいは避けられるようで、軽く避けるが、避けたまでだった。 「―――――――がっ!!」 地面に伏せられた。黒髪の少年が。 理由は謎だが。 って。おいまてよ。杏。 殺すのか。殺すのか!そいつを。 「あたしはともかく朋也がいるのに手ぇ出すなんていい度胸じゃない。 まぁそうね。―――――三回回って死になさい」 ザクリ そんな表現がとてつもなく似合う。 似合ってしまう。 また、死んだ。死んだ。死んだ。 俺の目の前で――――――また、死んだ。 ――――――――――俺のせいで。 「さて、話の続きをしましょうか。朋也」 「――――――………………」 こいつは一体、何なんだ……。 気持ち悪い。 気持ち悪い。 気持ち悪い。 『コレ』が俺に手を差し伸べてくる。 「お前はなんなんだ!?」 おもわず俺は怒鳴り散らかす。 それに少し杏はビクッとなった。 そして答える。 「な、なんでって、そんなの………」 言葉を詰まらせる。 ………………。 「理由も言えねェのか!?杏!」 「んなっ!?な、なによあんたこそ!人の気を知らないで……」 「どんな気があれば人を殺すなんて考えにいたるんだよ!?」 どの口が言うんだろうな。そんなこと。 俺だって、立派な、ヒトゴロシだというのにな。 「―――――――ぐすっ…うっ…うう」 あれ。なんだ。泣き出しちゃった。 杏が?あの杏が? 目に大粒の雫を溜めて。 っておい! 「きょ、杏?」 「うえっ……ぐすっ、あたしだってねぇ、んんっ。なにもあたしだって、好きで殺すわけ、ぐすっ。ないじゃない」 ………。 杏が、変わってしまったと感じたのは、 俺の勘違いだったのか? ◆ 涙が止まらない。 気持ちが止まらない。 あたしは狂った。 狂ったのに、今頃。 今まで殺してきた感情があふれ出る。 ユコへの感恩。 キサラギへの哀傷。 サコへの罪悪感。 ヨシュアへの追悼。 アリスへの期待。 そして、 朋也への恋心。 胸を巡るこの思い。 頭に飛び散るこの感情。 それが涙となって、現れた。 「う、うぅともや~」 弱々しいあたしの声。 そのあたしを朋也は抱きしめて、一緒に泣いた。 「ぐすっ…う…うわああああああ……」 「んっ…わああああああああああ……」 泣き叫ぶ。 ◆ 「俺の――――為?」 「そうよ。あたしは朋也の為に人を殺した」 「……そうか」 それは素直に喜べるものではないだろう。 だけど俺は杏の頭をなでる。 誉めたいと思ったから。 すると、んっ。といってそのまま話し続ける。 ちなみに体勢は2人並んで座っている状態だ。 「あたしは朋也の事が好きだったからね」 「―――――えっ?」 ………。 今、腐れ縁のこいつから、告白された? 「もう、何度も言わせるものじゃないけど、朋也は鈍感だもの。仕方ないわね」 今貶された気もするが気にしない。 それよりも――――、 「あたしは、ずっとずっと朋也の事が好きでした」 ―――――。 ……………。 。 「そうか、そういわれると俺も杏の事、好きだったのかもしれない」 「―――え?」 「考えてもみれば気楽に話せる女って杏ぐらいしかいなかったし、何より楽しかったと思う」 「――――そ、それじゃ」 「ああ。付き合おうぜ」 そして杏は何とも可愛らしく顔を赤く染め、 「うんっ!」 と、頷いた。 こうしてなんだか心情カットが多いが、 俺と杏は、恋人関係となっていった。 【ヨシュア・ブライト@空の軌跡:ログアウト(死亡)】 【1日目/午前/隠されし 絶望の 聖域】 【岡崎朋也@CLANNAD】 [状態]精神疲労(中) [ステータス] LV:35 HP:419/701 SP:54/54 ATK:57(+5) DEF:58 SPD:42 [装備]日本刀@現実 [道具]支給品一式 [所持金]1708 [思考] 基本:杏と共に生き延びる 1:杏を守る 2:春原と智代をいい加減見つけたい 【藤林杏@CLANNAD】 LV:32 HP:351/650 SP:27/57 ATK:56 DEF:53 SPD:38 [装備]帝釈廻天@烈火の炎 辞書セット@不明 [道具]支給品一式、快速のタスマリン×1 [所持金]1098 [思考] 基本:朋也と共に生き延びる 1:―――幸せ 成長過程(ヨシュア編) 投下順 意味のない談話 剣帝VS人類最終+α 岡崎朋也 [[]] 剣帝VS人類最終+α 藤林杏 [[]] 成長過程(ヨシュア編) ヨシュア・ブライト GAMEOVER